au ホームスポットキューブで無線LANに挑戦
諸事情により、というか気まぐれにより昨年の夏ごろに固定回線を解約していました。暫くネットの無い生活を送っておりましたが、昨年の暮れごろにスマホデビュー致しまして WiMAX + USB テザリングにてネット生活を再開しました。しかし、室内に於いて WiMAX の電波が非常に悪く、妻に頼んで固定回線の再契約をしてもらいました。昨年までは KDDI のメタル回線 ADSL 50MB (非無線環境)でしたが昨日から J:COM ケーブル 160MB + au ホームスポットキューブ になりました。
今までは無線環境が無かったため、それに伴う知識などは全くスルーしていました。なので改めて Linux での無線LAN 環境をお勉強する事になりました。
一応カーネルにはパソコン内臓の無線NICのモジュールだけはオンにしてあり、必要なパッケージもインストール済みだったので後は設定だけでしたが、やはり初無線という事もあり WEP だの WPA だの SSID だのと用語がチンプンカンプンです。
とりあえずは Gentoo ですので /etc/conf.d/net に wlan0 の設定を書いて net.lo の
シンボリックリンク貼りゃ出来るかなと思ってたがここで必要になったのが、無線特有の設定項目。(当たり前ですがネ)
Gentoo のドキュメント見たが書いてる事のどれが必要なのかサッパリだった。
あれやこれやと格闘する事 6時間。思い立って 192.168.0.254 に接続し WiFi-HOMESPOT 設定ツールのログを見てみた。
May 12 23:23:38 KDDI暗号設定が失敗しました
何だと!? 一度頭も今までの設定もまっさらにして初めからやってみた。
すると wpa_passphrase で生成した psk の値が違うではないか!
要するにホームスポットキューブのウラ面に書いてあるパスワードの「6」を「8」と読み間違えて入力していたのだ!
もうね、歳のせいで小さい文字は読めないんですよ!(今年で47歳)
wpa_passphrase に辿り着いたのが調べだして1時間後くらいだったから、丸5時間無駄なあれこれやってたのだ……。DHCPで取得したアドレスがリンクローカル(APIPA)だったりipv6だったりとか。
というわけでおさらい。
とにかく認識させるだけの最小限の設定。
/etc/conf.d/net を編集
modules=( "dhcpcd" "wpa_supplicant") wpa_supplicant_wlan0="-Dwext" config_wlan0=( "dhcp" ) dhcpcd_wlan0="-t 10" dhcp_wlan0="release nontp nonis" # なんとなくおまじない enable_ipv6="false"
ここからコマンドラインでの作業
# ln -sv net.lo /etc/init.d/net.wlan0 # file="/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf" # cat > $file << "EOF" ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant ctrl_interface_group=0 ap_scan=1 update_config=1 EOF # wpa_passphrase SSID1を入力 SSID1のパスワードを入力 >> $file # wpa_passphrase SSID2を入力 SSID2のパスワードを入力 >> $file # wpa_passphrase SSID3を入力 SSID3のパスワードを入力 >> $file # sed -i '/#psk/d' $file # unset file
以上です。以下参考出力
$ sudo lspci | grep -i net; uname -sr 08:04.0 Ethernet controller: Atheros Communications Inc. AR2413/AR2414 Wireless Network Adapter [AR5005G(S) 802.11bg] (rev 01) 08:07.0 Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL-8139/8139C/8139C+ (rev 10) Linux 3.4.43
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