MySpace Japanの問題点

MySpace Japanの問題点を検証してみます。
現時点ではβであるので機能が少ない分については黙認します。
  • 掲示板に活気が無い
  • グループ機能に特徴が無く単なる掲示板の延長である。
  • HTMLのレイアウトが酷いうえにソースが汚い
  • べたべたと画像、動画、プレイヤーを貼り付け無駄に重い
  • 親会社にやる気が見られない
  • Ozzieの仕事の優先度が理解できない。
  • JavaScriptに頼りすぎている
 特に掲示板やグループに活気が見られないのは致命的である。ユーザーが求めているのはコミュニティスペースであり音楽や動画は副産物に過ぎない。それらはmixiにおいての招待制などの目新しい特徴というだけで本質的にはコミュニティの活気度が一番の問題である。にも関わらずMySpace運営スタッフは飾る事ばかりに終始している。これではニーズに応えられるものとはほど遠く発展は望めない。

 mixiはグループウェアの機能を不特定多数のユーザ向けに応用しただけのサービスである。招待制という物珍しい機能と類似する競合相手がいなかったのが幸いした。当初、招待制ということで2ちゃんねるに集まるクズどもが来ない良いコミュニティになるだろうと予想していたが見事に期待外れでそのシステムが裏目に出て規約違反者を続出する羽目になっている。また、その頃は出会い系サイトも普及しており一般コミュニティと出会い系サイトとの区別もつけられないユーザーによって全く魅力の無いサービスに堕落してしまっている。
 現時点でのMySpaceはmixiのように閉鎖的なシステムを採用していないので目立った規約違反者は少ないが、男女問わず盛りのついた牡牝のような連中がフレンドを増やすためだけに活用している。ある日、掲示板に書き込んだのだが、そこには返信せずどこの誰とも判らない相手が書き込んだ内容の返答をいきなりメッセージで送りつけてきた事があった。私がなんの為に誰でも閲覧が可能な掲示板に書き込んでいるのか理解していないのだ。

 MySpaceもmixiも匿名で利用することが出来る。匿名というのは2ちゃんねるで言う「名無しさん」の事ではない。ハンドルネームも匿名である。インターネットを利用する際に限り極力匿名で利用するのが望ましいと私は思っている。個人情報保護法が話題になってから久しいが過敏に反応して国勢調査にまで協力を断る精神年齢の低い成人が多いと思えば、「恋愛」「性欲」のためならWWWに顔写真や実名まで公表するのが現代日本人の姿である。

 実名と言えばOhmyNewsの市民記者に登録しているのだが、「匿名で投稿」と設定し記事を投稿したところ同サイトの担当者が原則的に実名を名乗って頂きたい、匿名を希望するには理由を明記して返信してくれと言った内容のメールを送ってきた。このデリカシーのかけらもない横柄なサイトの事は後日にでも書くことにしよう。

コメント

このブログの人気の投稿

米 トランス脂肪酸使用規制へ

手の平で操作する空中マウス OZUPAD

BusyBox HTTPD で Drupal を動かそう

Android の RUU から rom.zip を取り出す

radiko.jp の再生、録音で rtmpdump が Segmentation fault

Alpine LinuxのAPKBUILDに挑戦

VirtualBoxのキーリピート現象